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冬期セミナー

若手家庭医のための家庭医療学冬期セミナー

第1回 若手家庭医のための家庭医療学冬期セミナー

 日本家庭医療学会・若手家庭医部会では、若手家庭医が施設の枠を越えて家庭医療を学習し、お互いの情報を共有し、若手家庭医同志および家庭医療を実践している先生との交流をもつ機会を提供することを目的として今回はじめてセミナーを開催することになりました。
 日程直前ですが、皆様お誘い合わせの上、ふるってご参加くださるようお願いいたします。

【日程】 2006年2月11日(土)〜2月12日(日)
【セミナー会場・宿泊】 晴海グランドホテル
〒104-0053 東京都中央区晴海3-8-1
都営地下鉄大江戸線勝どき駅から徒歩7分
TEL. 03-3533-7111 / FAX. 03-3532-5315 
http://www.maxpart.co.jp/harumi/
【参加対象】 若手家庭医(家庭医を目指し、家庭医後期研修をしている医師)を主な対象としますが,家庭医を目指す初期研修医、およびプライマリケアに従事する医師のご参加も積極的に歓迎いたします
【参加定員】 50名
【参加費用】 25,000円
参加費には宿泊費,食費(2/11夕食・2/12朝食),懇親会費が含まれています
当日お支払い下さるようお願いします

※ 参加定員に達しましたので参加募集を締め切ります ※

お問い合わせ・連絡先E-mail wakatews@yahoo.co.jp (冬期セミナー事務局宛)

プログラム
2/11(土)
13:00〜13:30 受付
13:30〜14:00 開会挨拶・開会講演
14:10〜15:40 ワークショップ1
15:50〜17:20 ワークショップ2
17:30〜19:00 ワークショップ3
19:30〜21:30 夕食・懇親会
2/12(日)
 9:00〜10:30 ワークショップ4
10:40〜12:10 ワークショップ5
12:10〜12:40 閉会挨拶
○開会挨拶・開会講演
・内山富士雄先生(内山クリニック)
講演テーマ 開業について
タイトル「家庭医の開業を考える:REVISITED」
要旨 : セミナーに参加するみなさんが家庭医としての技量を将来どこで発揮できるのか? 病院や保健所などの選択肢もありますが、メインはやはり患者にもっとも近接した診療所であることはご理解いただけると思います。
 それではその「診療所」はみなさん(これからの家庭医)のために用意されているのか?国保診療所や病院のサテライトクリニックといった例外はありますが、ほとんどの場合は自ら診療所をかまえなくてはならないでしょう。すなわち開業です。
家庭医*診療所*開業
 現在の日本の医療を考えた場合この三者のリンクは自然な結びつきだと考えます。ところが「開業」については学生や研修医にほとんど伝えられていないのが現状です。そのためか学生や研修医も具体的なイメージをもてないままなんとなく開業を敬遠しているようにみうけられます。このままでは結局開業しない(できない)で“ひところは家庭医をめざした病院勤務医”ばかり増えてしまうのではないのでしょうか。
 今回は、みなさんが「開業医」を自分の将来の魅力ある選択肢の一つとして認識できるようアピールしたいと思います。
○閉会挨拶
・加藤貴紀先生(かとうファミリークリニック)
テーマ名と講師・指導医(敬称略)】
2/11(土)
○ ワークショップ1  家庭医のネットワーク
 ・講  師 川尻英子(三重大学医学部附属病院総合診療部)
飛松正樹(三重大学医学部附属病院総合診療部)
西川武彦(揖斐郡北西部地域医療センター)
宮崎 景(名古屋大学医学部附属病院総合診療部)
 ・指 導 医 吉村 学(揖斐郡北西部地域医療センター)
 ・内容紹介 学会やワークショップで家庭医療を志す仲間との交流はあるものの、継続的な横のつながりがなかなか感じられない今日この頃です。そこで、このワークショップでは「地域ごとのネットワーク作り」をテーマとし、ワークショップ終了後には実際に各地のネットワーク活動が開始されることを目標としています。ざっくばらんに話し合い、とにかく楽しい、そして切磋琢磨することができる仲間作りができれば、と思います。
○ ワークショップ2  家族志向のケア〜家族カンファレンスを通じて〜
 ・講  師 齊藤裕之(奈義ファミリークリニック)
田中久也(奈義ファミリークリニック)
前田純子(岡山SP研究会)
 ・指 導 医 松下 明(奈義ファミリークリニック)
 ・内容紹介  家族というのは一番身近な社会単位。ある患者さんに問題が起こったとき、患者さんの「個体」の問題ではなく「家族」という単位で考える必要がある、という場合があります。そんな時、どのように御家族と関わるか、どんな点を重視するのか・・・。家族の誰かが病気になったとき、または困った問題に直面したとき、そのとき家族はチームとしての機能を問われます。家族というチームが不安定になった時、医師は患者さん自身をサポートすることだけでなく、家族が機能を維持できるよう配慮しなくてはなりません。
 家族のメンバーそれぞれの役割や負担の変化に目を配りながら診療をしていく上では欠かせない「家族へのアプローチ」、ロールプレイを通して体験してみませんか?ひとつとして同じ家族はありません。ロールプレイのメンバーが異なると結末もガラッと変わってきます。 どの役になっても、あなたの目の前で「どこかで本当にあるかもしれない」ひとつの家族の人生の一幕が始まります。きっと面白い貴重な体験ができると思います。
○ ワークショップ3  患者中心の医療
 ・講  師 北村 大(北海道家庭医療学センター)
 ・指 導 医 草場鉄周(北海道家庭医療学センター)
葛西龍樹(北海道家庭医療学センター)
 ・目  標 患者中心の医療の方法(以下PCCM)の主要概念を理解し,日常の外来診療で気軽に利用することができるようになる
 ・教育方法 レクチャー,デモ見学,ロールプレイと小グループディスカッション
 ・内容紹介  患者が病気になった時,様々な感情や病気に対する解釈が頭を巡り,何かを期待しつつ,周囲にも影響を与える。そうした要素を十分に考慮しながら問題を明らかにして,共に治療目標を見いだすことで,患者自らが治療に参加し,健康増進に主体的に取り組むことが可能となる。その方法論が,多くの臨床研究結果に基づくPCCMである。 
 あいまいな医療現場の中で,多様かつ領域が混在した健康問題に取り組むことが求められる家庭医にとって,質の高い診療を維持するためにPCCMは大いに役立つだろう。
2/12(日)
○ ワークショップ4  clinical jazz〜臨床での振り返り〜
 ・講  師 森 敬良(出雲家庭医療学センター)
加藤洋平(出雲家庭医療学センター)
高橋賢史(出雲家庭医療学センター)
高井悠子(出雲家庭医療学センター)
 ・指 導 医 藤沼康樹(北部東京家庭医療学センター)
 ・内容紹介  Clinical Jazzとは、臨床経験の振り返りとEBMとの両方から検討するセッションのことです。そしてそのClinical Jazzを奏でるのが“反省的実践家(Reflective Practitioner)”です。優れた臨床家が生涯学習を進めていく際には、“反省的実践家”であり、Clinical Jazzを行っていく必要があると言えます。
 今回は、“反省的実践家”を育てる教育ツールとしてのSEA(Significant Event Analysis)をとりあげます。“反省的実践家”となるためには、現場での気づきを構造的に振り返る練習が必要です。グループで協同的に作業を行いながらSEAのエッセンスをつかんでください。このツールを学ぶことにより、自ら成長できるだけでなく後輩を指導する十分な助けになることでしょう。Jazz up your life!
○ ワークショップ5  家庭医らしい外来診療とは
 ・講  師 山下大輔(北部東京家庭医療学センター)
大橋博樹(川崎市立多摩病院総合診療科)
喜瀬守人(川崎市立多摩病院総合診療科)
宮崎 景(名古屋大学医学部附属病院総合診療部)
伊藤かおる(亀田メディカルセンター家庭医診療科)
西岡洋右(亀田メディカルセンター家庭医診療科)
田口智博(亀田メディカルセンター家庭医診療科)
 ・指 導 医 岡田唯男(亀田メディカルセンター家庭医診療科)
 ・内容紹介 「外来で君は、患者さんと何を話すか」 ―家庭医らしい診療とは?―   
 家庭医の外来にやってくるのは病気をもった人たちだけでしょうか?患者さんとのかかわりは、病気を診断し治療することだけでしょうか?家庭医の特徴の一つである“ずーと患者さんとお付き合いする”ということにはどんな意味があるのでしょう。外来診察室での患者さんとの出会いを機会に、病気や怪我の予防に努めたり、隠れているかもしれない病気を引き出すのも患者さんの良きパートナーとしての家庭医の役目ではないでしょうか?参加者の皆さんが外来で色々な形で実践されている健康増進の具体的な例を分かち合い、それがどういった意味を持つのかを考えてみませんか?また限られた外来の中で、効果的に疾病予防のエビデンスを伝える方法を、ロールプレーなどを通して学んで行きましょう。
 「攻めるプライマリケア」とも表現される健康増進とは?血圧を測りに来るだけの患者さん、検診異常の患者さんとのお付き合いを豊かにするヒントが得られるセッションにと思っています。

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