○WS3患者中心の医療〜共通の理解基盤を気づくためのコミュニケーション技法

「共通な理解基盤を見出す」こととはどういうことなのか?どうすればできるのか??
草場先生と北村先生の和やかで平穏な医療面接は、患者中心の医療の中で「共通の理解基盤を見出す」ことに焦点を当てたWSの中で行われました。
高血圧を心配する女性の診察。何も意識しないで当たり前のことのように行われている面接なのに、患者さんの解釈、希望、理解などをどんどん引き出し、「薬がほしい」という患者さんに「うーん・・・、確かに患者さんの考えや思いもわかるので、薬を出しますので1週間後に必ず来てくださいね」と双方が納得の上で診察を終了した講師の先生の技術に私は驚いた。
自分の診療を振り返ると「高血圧に薬は最初は必要ないですよ。食事と運動を頑張ってくださいね。」で納得しないまま帰った人も少なからずいたような気がする。これが家庭医のスキルなのか!

この講義の内容を勉強すれば、こんな風になれるのか・・・と思い、その後の講義を熱心に勉強し頭に入れた。「よし、頭に入れた!大丈夫!」そんな思いを持って最後のロールプレイで糖尿病の患者さんに実践してみた。
・・・やはり理論と実践はすぐにはリンクしないようだ。
糖尿病の患者さんは手ごわく、私の持っている交渉の手段ではあっけなく全滅してしまった。
一朝一夕には身に付かない、でも身に付ければ臨床能力が格段にアップし、患者さんの満足度もあがる「共通基盤の理解を見出す」ことに今後取り組んでみようと思った。